無農薬米や特別栽培米(低農薬・減農薬)など農薬を使わない農法をすると必ず虫食いが多くなります。
そこで、必需品ともいえるのが色彩選別機です。
色彩選別機は、上からお米を流してCCDカメラで異物を発見し空気の力で除去します。
不純物を除去する量は、精米をしている人の判断で決まります。
除去しすぎるとお米の単価が物凄く上がり、除去しなさすぎると不純物が多くなります。
色彩選別機は、白米だけではなく玄米色選(玄米色彩選別機)を使うことにより玄米食や店頭での精米の時に綺麗なお米が販売できます。
米福屋の店頭での玄米販売はすべて玄米色選を使用していますのでとても綺麗です。

玄米を選別している様子
玄米を選別すると、虫食いだけではなく緑色の未熟米、豆などや玄米食では嫌われている籾殻を極力除去できます。

豆や籾も結構取れます。

龍の瞳は無農薬と低農薬栽培なのでやけが非常に多いので除去しています。
これは品質が悪いのではなく、虫が付きやすいのは農薬を使っていないという証です。
もちろんお米の黒いやけは食べても全く問題ありません。

白米の虫食いのやけの拡大図。
当店で使用する店頭精米の精米機は、縦型精米機です。
お米が横ではなく縦に落ちるので機械の中に残らない構造です。
電子式ではなく機械式を選んだのにはわけがあります。
電子式はボタンでの操作で楽ですが、細かな精米が出来ません。
特に品種による固さの違いで強くかける場合と弱くかける場合があります。
その他にも水分量と乾燥によってもお米自体が同じ品種でも変わってきます。
細かな分搗き(分づき)精米で胚芽が残っている胚芽米などお好みの精白度にできます。

また、ネジ4本外すだけで金剛ロール(お米に圧力をかける中心的存在)が取り外せるのでとても清潔です。 構造がシンプルなので虫の発生も皆無と言って良い程ありません。

プラスドライバーとモンキーレンチがあればここまできれいに分解することが可能です。

米福屋5代目代表が日々研究を続けて味覚だけではなく視覚にもこだわり誕生しました。
ちびくまRICEは、産まれた赤ちゃんと同じ体重のお米を入れてプレゼントする内祝いと御祝のギフトです。
お米の重さが赤ちゃんと同じ体重なので、抱っこできるのも遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんには嬉しい演出です。
結婚式でお父さんお母さんにプレゼントするのもプリントだけではなく視覚的に演出ができるので披露宴やパーティーにもおススメです。

様々な試行錯誤で誕生した創業以来初の、可愛いをコンセプトにした熊型の米袋「ちびくまRICE」。
はじめは、既製品の米袋で試作を繰り返して、型からはじまり、手書きでデザインを決めてすべて手作業で誕生した温もりのあるメイドインジャパンです。
メディアにも取り上げてただきました!!

2010年4月7日、朝日新聞に掲載。

2013年7月31日、ABCテレビ「せのぶら」にて妹尾さんに熊さんを抱っこしてもらいました。
ちびくまRICE誕生には様々な人にアドバイスをいただき助けていただき完成した米福屋オリジナル商品です。